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2010年9月のひとこと

 今年の夏は本当に、本当に暑くて・・・。暑さに強く寒さに弱い私ですが、さすがに降参です(>_<) 猛暑日&熱帯夜連続何日目??もしかして秋は来ないの?と不安になってしまいます。でも夕方に愛犬の散歩をしていて、日が暮れる時間が早くなっていることに気づきました。やっぱり秋は来るんだ!!とホッとしました(笑)。

冷えに弱い子宮

 猛暑の中、レギンスを履いている女の子が多くてびっくりします☆でも体のことを考えたらとても良いことだと思いました♪先日、婦人科の先生から、「生理不順の女性の足を触ると冷えていることが多いんだよ」と言われました。私も生理不順の時はそうでした。でも今は夏でも足もとが冷えないように気を付けています。足もとが冷えると、足から一番近い臓器・子宮にその冷えが直に伝わります。子宮は卵を温めるベッド。ここが冷えてしまうと子宮の働きがおかしくなってしまうのです。今まではどちらかと言うと体を冷やすファッションが多かったけど、かわいらしい靴下、レッグウォーマー、レギンスなどが流行り、最近は足の冷えから解消される女性もグ~ンと増えたのではないかと思います(^_^)v オシャレを楽しむことで体も喜んでくれるなら一石二鳥ですね☆

便秘

 便秘に悩む女性はとても多いと思います。たまになる便秘、例えば生理前限定とかならば、原因がわかるので納得も対策も取りやすいでしょうが、慢性だと何をどうしたらいいかわからなくて困ります。便秘の原因は実に様々。いくつかの原因が重なっている場合、何か1つ対策を取れば改善するわけではないので厄介ですね。主な原因は、食事の内容、ストレス、運動不足、薬の副作用などがありますが、他にも面白いものがあるようです(笑)。
 ヨガのインストラクターをしているHさん曰わく、「ケチな人、心が狭い人は便秘になりやすい」とのこと(笑)。あはははは。私、どちらもビンゴです。ケチも、心の狭さも、便秘も、「出すことを嫌がっている」というところでつながっているからなんだって!!そう言えば、下剤を乱用していた頃は便秘が本当にひどくて悪循環でした。あの頃は今よりもっともっとケチだったし、心も狭かったし、おまけに汗もあまりかけなかったし、とにかく汗をかくこと自体がすごく不快でイヤでした。でも今はジンジャーティー、半身浴、ジムなどで適度に汗を出すよう意識しています♪「あまり汗をかかない人の汗はベトベトで臭い!」と聞いて、そっちの方が不快だと思ったからです^^; リラックスした状態でかく汗はサラサラしていて無臭なんですよね~。こういう汗をかけるようになったら便秘も改善した・・・とも言えるかもしれません。←私は、いろいろなことをしているのでどれが役に立っているのかよく分からないのです(笑)。
 以前、「要らないものは捨てる!そうすれば心も軽くなる!」という話と、お勧めの本を紹介しましたが、要らない物を一気に処分したら、部屋が明るくなった、風通しが良くなった、と同時に、心も明るくなれた♪気持ちがスッキリした♪と喜ぶクライアントの方がたくさんいました。どなただったか忘れてしまいましたが、その方はひどい便秘症だったのに、部屋の大掃除をした翌朝、久しぶりに自力でスムーズなお通じがあってとてもびっくりしたと言っていました。風通しの良い部屋は、気の通りの良い体へとつながっているんでしょうね。
 さてさて、女性は生理という素晴らしいデトックス法を持っています。でも、生理のない男性の便秘はそれこそ深刻です。他にデトックス法がないですからね^^; 女性でも、便秘+生理不順や無月経の問題を抱えている人は、便秘症の男性と同じで、ちょっと深刻です。悪いモノを溜める一方で出せないと、体も心も具合が悪くなります。病院に相談に行くのも1つの方法ですが、体質の改善や未病に効果があるのは、東洋医学です。漢方薬(漢方薬局に相談すれば、自分の体質、性質を知ることができ、それに合う薬を処方してもらえます)、鍼灸、整体などなど。これ、私に合うな♪気持ちが良いな♪と思う所にちょっと通ってみてください。自分の体と向き合うことができ、気持ちも楽になってくると思います。

国は違えど、悩みは一緒

 アメリカ人は合理的であまりくよくよ悩まないイメージがありますが、カーネギーというアメリカ人が書いた自己啓発の本が何十年もロングセラーなことを考えると、この本を読んでみると、アメリカ人も日本人と同じなんだな~って思います。だけど、ストレスの解決方法はやっぱりアメリカ人っぽいかな(笑)。カーネギー氏曰わく、「他人から見ればどうでもいいようなことをくよくよと思い悩み、その結果、自分で自分を不幸にしたり、病気になったりする人が非常に多い。こういうときはどうしたらいいかと言うと、【忙しくしていればいいのです】」とのこと。したいことに意識と目を向けていれば、くよくよ悩む暇なんてないでしょ!!ということらしいです。ん~、まぁ、そう言われればその通りかもしれませんが・・・。でも摂食障害に悩む方は、この考えが強過ぎて、脅迫的にいつも忙しくしている、或いは、忙しくしていないとダメだ!と思っている人がとても多いです。意味のない時間は無駄!みたいな(苦笑)。
でも意味のない時間こそがご褒美であり、リラックスタイムだったりするんですよね。自分が正しい!と思っている考え方や過ごし方に問題があるから、悩みも尽きないことに気づいて欲しいです。
 したいことを頑張るのは良いことだけど、それと同じくらい、或いはそれ以上にリラクゼーションの時間もすごく大切です。バランスの問題です。息を止めて頑張りたいならば、息をゆっくりと吐いて頑張らない時間もないとね(^_-)☆摂食障害に悩む方はもともと「息を止めて頑張りたい派」なので、バランスを取るためには、意識して、息抜きの時間を確保する必要があるのです。例えばヨガとかお習字とか。私はいつでもどこでも短時間でスッキリできる瞑想も気に入っています♪クライアントのKちゃんは、習字教室のある日だけは過食しないと言っていました。それくらいお習字をしている間はリラックスできているんですね♪皆さんはリラックスできるひとときがありますか?ない!という方はぜひ一度カウンセリングにいらしてください。リラックスとはどういうものなのか、どんなリラックス法があるのかなど、いろんなアドバイスができます。

2010年9月1日
摂食障害専門カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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