2月のひとこと
●カウンセラーに求めること
「元気があれば何でもできる!」はアントニオ猪木さんの有名な言葉ですが、本当にそうだなーと思う今日この頃です。
何日も前から腰に鈍痛を感じていましたがさほど気にせずに過ごしていたら、右側の臀部から右足全体に痛みと痺れが出るようになってしまいました。整形外科に行って検査をして、座骨神経痛だろうと言われました。ブロック注射を腰に打ち、沢山の痛み止めの薬をもらいました。なのに全く痛みが和らぎません。
みんな口を揃えて「とにかく安静にしていなさい」と言います。確かに横になってさえいれば痛みは消えます。だけど1日中横になっているわけにはいかないし、そうしたくない気持ちの方が強くて・・・
「体を労ってあげて」とも言われました。言われてみて思いました。「えっと。体を労るってどういうことだろう?」って。私は自分の体を労ろうとしたことってあるのかなって。
歩き出すとすぐに右足に痺れと痛みが出てきます。少し歩いては座って休むを繰り返しながら最低限の「したいこと」をしています。それ以外のことは全て諦めました。今の私には「~しなきゃ!」と思うことも、そうしないといけないことも何1つありません。だって出来ないんだもの(涙)。今の自分と比べると、元気だった頃は「~しなきゃ!」がすごく多かったな~と思います。私は「頑張る自分」が好きなのです。つくづくそう思います。でも「好き」と「幸せ」は違うんですね。
今は横になってテレビを見始めると「なんて幸せなんだろう!」と心の底から思います。横になっていれば痛みは感じないからです。痛みは体力を激しく消耗させるようで、びっくりするくらいよく眠れます。何もかもが、元気な時の自分では感じないorやらないorできないor信じられないor許せないことばかりです(苦笑)。
我が家には、今まさに入試に挑もうとしている受験生が2人います。彼らに申し訳なくて、「こんな大切な時期になんでこうなるの!?」と思ったら、昔、母がこれと全く同じ言葉を私に言っていたことも思い出しました。
母にこう言われたのは、彼女が忙しくしているときに限って私の摂食障害の状態が悪化したからです。意図的にそうしているわけではないのでこう言われるとすごく辛かったです。・・・そんなことを思い出しながら、もしかしたら、受験を目前に控える息子たちの様々な思いを私が敏感に察してこういう状態(腰痛)になっているのかもしれないなと思いました。或いは私だけが勝手に不安になっているのかもしれませんが^^;
知人のカウンセラーにメールを出しました。彼女から、「自分を責めないで。痛みがあなたに教えようとしていることがあるのだから。むしろ痛みに感謝して。」と言われました。なるほどそういうことかぁ!と思ったり、辛くてそうは思えなかったり・・・
私がカウンセラーの彼女に求めたのは、「弱音を言いたい」。この1つだけだった気がします。私の目と口からあふれ出したものは、カウンセラーの彼女にしか出せない・見せられない弱音と愚痴(自責、不安、焦り)でした。但し、相手が誰であろうがふつうに気は使いますし、感謝もします。そうすることで平常心をなんとか保て、孤独を感じることもありませんでした。彼女の「存在」は、甘え下手な私にとって大きな支えと癒やしになりました。
この痛みが私に何かを伝えたくて起こっている症状ならば、もう十分伝わったし学べたからもうそろそろお別れしたいと思うのですが、未だ痛みは緩和せず^^;??まだまだ伝えたいことや学ぶべきことがあるのでしょうか(苦笑)。来月のひとことを書くころには、腰痛が緩和され今より元気に過ごせているといいな~☆
皆さまもくれぐれもお体を大切になさってください。
追伸:カウンセリングはいつも通り行っております。上半身はとっても元気なのでどうぞご心配なく(笑)
2015年2月1日
摂食障害専門カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや