9月のひとこと
●12年目を迎えました。
今月であや相談室は開設してから12年目を迎えました♪
たくさんの方に支えていただき今日までやってくることができました。皆さんに心から感謝しております。本当にありがとうございます。
今日からまた1年間、気持ちを新たに、皆さんがご自分の未来に希望を抱けるようなカウンセリングやサポートができればと思っております。
いろんなことにアンテナを張って、皆さんに新しい情報と知恵を提供し続けていきたいと思っております。
今後共、あや相談室をどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
●性質と性格
「あなたは自分に厳しすぎるよ」とよく言われます。最近仲良しになった人にもそう言われました。そうかなぁ？自分ではそうは思わないんだけど。むしろ甘いくらいだと思うんだけど。
でも、クライアントの皆さんと話していると私も、「○○さんは自分に厳しすぎるよ。なんでそんなに厳しいのかなぁ？」ってしょっちゅう思います。で、私がそう指摘すると皆さんも、「そうかなぁ。自分ではそうは思わないんですけど。むしろ甘いくらいだと思うんですけど・・・」とおっしゃいます（笑）。
指摘している私自身もよくよく考えてみると、皆さんと同じようなことを平気でしていたりします。
なんだろ、気づかないんですよね、そのときは。頑張れちゃうし、頑張りたいし。
でも無期限で頑張ろう！と思っている体なんてありませんから。必ず期間限定か、どこかでご褒美をもらえるために頑張っています。それをちゃんと分かっていて自分を頑張らせているなら問題はありませんが、ただただ頑張るのが当たり前と思っていると・・・。あるとき突然来ますよね(>_<)
そうなる前にご褒美を用意しておいてあげれば良いのですが、それができなかったりそうしたくなかったりすると、やっぱり来ます(-_-)
だけど、△の友人や主人を見ていると、みんな、息抜き上手でご褒美なんて要らないんですよね。
休みの日は１日中寝ている主人、休みの日なんてない私。じっとしていられる主人、じっとしていられない私。全然動いていないのに何でも好きなものをパクパク食べる主人。動いていても、自分のルールから外れたものは食べない私。
未だに、「ご褒美」という理由をつけなければ、許せないことがいろいろとあります（笑）。
まぁ、今の私は、全てのことの語尾に「♪」や「（笑）」のマークがつけられるので何の問題もないのですが。
△の主人と１６年一緒に暮らしていても、△にはなれないんだなーって痛感しました。△っていいなーとは思うけど、本気でそうなりたいとは思っていない自分がいます。いい加減さを求めつつ、そのいい加減さがイヤなんです（笑）。その時々の自分が決めたルールに沿った生活がしたいんですね。それができると「ふつう」で、それができないとなんかすごく不快で、なんか落ち着かないのです。
「要するに、私は、常に自分を律していたいんだね・・・」と主人に話したら、「だから、それが自分に厳しいっていうことだろ（笑）」と言われました。
自分に厳しいことは悪いことではないけれど、それで何か良いことがあるのかといわれると、良いことがあるからやっているわけではないわけで（笑）。ただそういう生活をしていると安心できるのです。やっぱりこれは持って生まれた気質で、変えることは難しいんだなと思います。
だけど性格は環境によって変えられます！環境の変化は良くも悪くもやっぱり大きいです。性質はネガティブでも、性格はポジティブにできたりします。
今の私がそうです。主観（性質）はネガティブですが、それを前向きにとらえるユーモアさや客観性（性格）を持っています。
こうなれたのは、今日より明日、今月より来月の自分が少しでもホッとできる環境作りを常に意識し、そこを変えていく「勇気」を持てたからだと思います。
そんな自分と同じように、皆さんの今日より明日が、今月より来月が、より幸せで安心できる環境になれるよう、いつも応援し祈っております。
季節の変わり目、夏の疲れが目に見える形で出てくる時期です。くれぐれもお体を大切になさってください。
２０１１年９月１日
摂食障害専門カウンセリング あや相談室主宰