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他力本願の卒業(1)
2003/05/26
当時の私(拒食から過食に移りつつある時期)は 「摂食障害を治すための努力」はあまりしていませんでした。 摂食障害を「治す」ことよりも何よりも とにかく「痩せている」ことが大切だったからです。 だからこの邪魔をする「過食」を止めることが 当時の私にとって一番重要なことでした この時期の私は毎日があまりに辛く、 「お願いだから誰か助けて!誰か治して!」という状態に 陥っていました。 克服の段階で言うならば「他力本願」の段階です。
全てが駄目になってしまい、過食し続けて1ヶ月後。 私の体重は82キロになりました。心はボロボロ。でも 当たり前かもしれませんが、この間に「反動の過食」は 無くなっていました。
すると新たな問題が出てきました。 過食をする気がなくなったら、いくら食べたいだけ 食べても、寝たいだけ寝ても、それだけでは1日が 終わらなくなってしまったのです。
食事をしていない時間が増えるにつれて 私は(廃人になる前の時の自分のように)また 体重や体型、これから先のことに対する不安や焦りを 強く感じるようになっていきました。
2003/05/26
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