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体の声に耳を傾けて(2)
2003/05/19
過食してしまい、翌日の友達との約束に行きたくなくなって しまったとします。 どうしてもその人に会いたくないならば、相手にどう思われようと 仕方ありません。相手も自分も傷つけない言い方をして (つまり嘘も方便)かつ、ちゃんと謝りましょう。
でも「どうしても会いたい。でも・・・」ならば 「でも・・・」の前にある気持ちを優先してほしいと思います。 先に書いたように、その時のあなたの体が「会った方がいいよ♪」と 思っていることだからです。 会いたいのに会えないと、体の声を無視した自分をどうしても 責めてしまいます。当然現実逃避の過食にも拍車がかかります。
この顔で、この体で会うのは辛い・・・と思うならば 友達に会ってすぐにこう言ってみてはどうでしょうか?
「昨日さ〜、なんかむかついてさ。 すごい食べちゃったの。で、朝起きたらびっくりだよ! 顔がすごいむくんでるんだもん。落ち込んじゃったよ〜。 でも○ちゃんには会いたかったんだぁ。だから頑張って来ちゃった えへへ(笑)」 これを言えると、あなたは○ちゃんと一緒にいる間中ずっと 思っていたであろう「○ちゃんは私のことすごい太ったなって 思っているんだろうな・・・」から一気に解放されます。 同時に、これを気にし過ぎて会話を楽しめなかった(>〜<)!と いう結果も回避できるでしょう。
なぜならばその場で○ちゃんの意見を知ることが できちゃうからです。 知ってしまえばもう「〜かもしれない」と不安がる必要は なくなるからね(^-^)。 この時の○ちゃんの意見はいろいろです。 「え〜!別にむくんでないよ」 「私も嫌なことがあるといつも食べ過ぎちゃうの(^-^;)」 「そんなことなんで気にするのぉ?」 「私はそういうことはしないんだけど、こういうことを しちゃって凹むんだよねー(苦笑)」 「そういうときはこうしたらいいよ♪」 ・・・みたいにね。
10人に聞けば10人の「素直」なリアクションをもらえます。 このように私が気軽に言えば、相手も気軽に自分の意見を 返してくれました。 但しこれはしつこいけど、その時の私の体が言いたい!と 思った人に言いたい!と思ったことだけを気軽に言った時の ことですよ!
このやり方に変えてから、私は、会いたいと思う人たちと より良い関係を築いていくことができ、 会いたくないと思う人たちとは無理に付合わなくなったことで 気持ちがすごく楽になりました。
そして少しずつ「過食してもしなくても会える人・行ける場所」が 増えていきました。 これが私が、摂食を生活の障害と感じないようになっていけた 大きな理由だと思います。
2003/05/19
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