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拒食と勉強の日々
2003/05/15
勉強に依存すればするほど、食欲はなくなり どんどん神経質になっていった。 いつもイライラしていた。 ちょっとしたことで怒鳴ったり泣いたりした。 睡眠時間は3時間あれば充分だった。寝ても夢の中で 勉強した。 椅子もベッドもおしりや背中の骨が当たって痛い。 おしりや背中には床ずれのような跡がついてしまった。
真夏でも寒くて寒くて仕方がない。なんでみんなは 寒くないんだろう?と不思議だった。 傷ができてもなかなか治らない。掻くとぐちゅぐちゅに膿んだ。 体毛が濃くなった。 目の下のほほがこけてきた。 便が出ないので下剤を使った。 立ちくらみやめまいがひどく、お風呂場で倒れて 怪我した。私がお風呂から出るのが遅いと母が心配して見に 来るようになった。 それでも自分が異常な状態だとは思いもしなかった。
食べ物に興味がなくなったわけではなかった。 ただ食欲はなくなった。勉強と痩せたいという欲望 以外の欲はなにもなかった。 常にカロリーを気にした。沢山のカロリーブックを買い 食べ物は必ず計って食べた。カロリーの分からないものは 口にしなかった。段々水を摂るのも控えるようになって いった。
2003/05/15
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