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同じような状況を経験しております。遅くなりましたが、少しでも参考になればと思います。
私の場合も娘が摂食障害になっても長い間気づいてやれず、反省することは山ほどです。同様に入退院を繰り返したり自傷行為や引きこもりのような状態などあり、やはりSKさんが仰るように心の休まる日は有りませんでした。
娘も長く苦しい日々を過ごした後、家を出て1人で頑張ってみようと自分で決めました。しかしそれまで人と会うことも抵抗があり殆ど外出せずに居たのに、いきなりどうして1人暮らしなど出来るのだろうというのがその時の正直な私の気持ちでした。
娘が最初に摂食障害だと分かって以来、本やインターネットで調べて私に出来ることなら何でもしてやろうと、何とか早く治したい一心で闇雲に行動しつづけました。全て娘の為に良かれと思ってした事ですが、今になって思えば殆ど何の効果も無かったり、却って逆効果だった事も多かったかな?と思います。先日あやさんがメッセージボードに書いておられたイネーブラーという状態になっていたのだと思います。
>今のまま家にこもっている生活が続くと、ますます自信をなくしてダメになっていく気がすると言います。
娘もSKさんのお嬢さんと同じように考えたのだと思います。「同級生たちは進学して家を出て都会で充実して暮らしているのに、私は引きこもりのような生活をしている。もしこのまま家に居たらますます自分のことが受け入れられなくなる。でも自分も進学して1人暮らしをしてアルバイトもしていくらかでも自立出来たら、摂食障害の症状があっても頑張っている自分を受け入れられると思う。」私もSKさんと同様にほんとうに心配でした。でも辛い症状を抱えながら一生懸命考えた結論なら結果がどうであれ、ダメで元々、失敗したとしても失敗しなければ解らない事もあるだろうと、先ずは娘の意思を尊重したいと思い賛成しました。
1人暮らしを始めて4ヶ月が経とうとしています。その間決して楽な状態ばかりでは有りませんでした。寂しく思う事も多いようです。引越し直後始めた最初のアルバイトはすごく頑張りすぎた所為か2週間程で辞めることになりました。結構落ち込んでいた様なのでどうなる事かと心配でした。その後も病気をしたり決して順風満帆ではありませんでしたが、悪い状態の時も1人でなんとか乗り越えて来ました。本当に良く頑張っています。(頑張りすぎないかと心配で、親はどうやっても心配する役回りかな?)
この4ヶ月娘と離れて暮らしてみて、このメッセージボードで何度も目にした”家族は「見守る」ことしか出来ず、克服して行くのは本人だ”と言う事を実感しました。必要な時話を聞く、話し相手になる。そんな事しか出来ないのだと気づかされました。
>でも私は、正直、不安でいっぱいなのです。
本当にその不安なお気持ちよく分かります。うちの場合もまだたった4ヶ月で、この先どうなってゆくのか楽観しているわけでは有りません。普通でも子供と離れて暮らせば親は心配しがちになるのではないでしょうか?でも転ばぬ先の杖と危険から娘を守る為に前を歩いて石ころを拾って歩く事も出来ません。これからも本人の治りたい克服したいと思う気持ちを信頼して、その意志を尊重する事だけを心がけようと思っています。
まだまだ克服の途上でアドバイス的な事が言えなくてすみません。
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