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>親が心配して体の細さのことを言うと、すごく怒ります。本人としては
>高校時代に太っていたことが気になるみたいで・・・
お兄さんは充分自分を責めています。充分悩んでいます。
だから腫れ物に触るような扱いをする必要はありませんが、お兄さんが
傷つく言葉は言わないであげてください。
逆に彼が喜ぶ言葉はどんどん言ってあげてほしいと思います。
>どうすれば自分がもう太っていないということを自覚するでしょうか
「彼」が今の自分でもいいじゃん!と思えた時です。
そうなる為には、「彼」が自分のしたいことやできることを
1つずつ見つけて行動していく道のり(勇気と時間)が必要です。
ご家族の方にしてほしいことは、周りの期待に応じて彼がすることではなく
彼が純粋にしたいと思ってしていることやしたことを大いに評価し
応援し続けることだけです。
したくないと思っていることを無理矢理彼にさせても、あまり良い効果は
ないと思います。
他人の評価ばかりを気にして生きていくのはもう嫌だ!
自分で自分を評価できるものを見つけたい!と思い、
行き詰まってしまった現実から逃げる為に彼が見つけた依存物が
体重体型であり過食嘔吐だっただけなのです。
彼の問題行為や外見だけに目を向けてもなんの解決にも
なりません。行く先を見失った彼の辛さや焦りに共感するのは
難しいことだと思いますが、せめて彼がそういう辛さを言いやすい
環境をつくってあげてほしいと思います。
お兄さんの体が心配なのは分かりますし、ごもっともな意見なのですが
「病院へ行って」とか「痩せすぎ」という言葉は、
自分の心の内を更に家族に言えなくなるよう、彼を追い詰めていく
言葉のような気もします。
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