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>あやさんに家に帰った方が良いねといわれて、
お嬢さんは、私に言われたから家に帰るのではありません。
彼女の今一番したいことははっきりしていました。
それは「家に帰ること」でした。
だから私は、その後の問題は家に帰って落ち着いてから
ゆっくり考えてみれば良いとアドバイスいたしました。
彼女が家に帰りたいのは、ご実家がそしてお母さんの
そばが、一番ホッとできる場所だからです。
もうすぐ春休みですし、せめてその間だけでも
休学とか卒業とか進学とか、これから先のことはあまり考えずに
いられるひとときであってほしいと思います。
体力はあるお子さんですから、ゆっくりできる時間を
もつことで、気力もすぐに回復できるのではないかと思います。
>やはり自分で決めることが大切ですね。
とは言え、お母さんが書かれたことは(お嬢さんが
ここを見ていないとしても)感受性の高いお嬢さんには
必ずストレートに伝わります。
心の病に陥るようなお子さんはみんな、人の評価、特に
親の評価(顔色)をとても気にします。
これは本人にとってはエンドレスなプレッシャーとストレスです。
そのため、自分らしさを自由に表に出していけずに、無理して
苦しむことが多々あります。
私は親が悪いと言っているわけではありません。
親の想像以上に、いろんなことに疲れ、傷ついているのに
それでもなお、親に申し訳ないから・・・と自分を責める
お嬢さんの気持ちを暖かく包み込んであげてほしいと思います。
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