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いおりさん、お姉さんを見守ってらしておつらい気持ちはとてもよく分かります。
家族全員で力を合わせ、早く元気なお姉さんになってほしいと頑張ってらっしゃるのですね。
我が家にも摂食障害を患った娘がいます。今はもう随分元気になってくれて、落ち着いた家庭生活を送れるようになりました。こうなるまでに3年の年月が必要でした。家族が気づくまでを含めると娘は4年間苦しみました。でも、よく考えると発症するまで、娘は人生のほとんどを闇の中で暮らしていたのかもしれません。
摂食障害は、それまでの自分の生き方にNOと言い、自己改革を図ると同時に家族や周囲の状況を変えるべく、娘に訪れた病気だと今は思っています。
拒食や過食、鬱や暴言・暴力、自傷行為・・・など、様々な問題をおこしてくれますが、家族が症状に振り回され、何とかしようと説得したり、励ましたり、逆に力で押さえつけようとしたりすると余計悪化していきました。親として、無力さをさんざん味わいました。
「もういいよ、今の症状はあなたにとって必要なことなんだね。思い存分やりなさい。
望むようにやりなさい。どんなあなたでも、ママは決して見放さないから・・・」
ある意味、諦めたというか、開き直ったというか・・・娘の気持ちに徹底的に寄り添うようになってから、娘はやっと自分と向き合い歩き出したように思います。
回復する方法や時間の長さは人それぞれだと思います。今は混乱の中にあるお姉さんもいつかきっと、ご自分で模索し始めます。それまで、おつらいでしょうがそっと見守る、望まれたことは可能ならしてあげる、できるだけ穏やかな精神状態でいられるようにしてあげる・・・。些細なことですけど、大切かなって思います。
いおりさんも心配しすぎないでね。きっと良くなられるから!こんな時だからこそご家族が楽しみを見つけて明るく過ごしてくださいね。
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