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>帰って来てからは体調も良かった様でしたが、いざ就職となりかなりの
>ストレスがかかってまた吐く様になりました。
この文章でも分かるように、過食(嘔吐)は起こったことに対する罪悪感や
後悔、先々の不安や焦りなどに襲われた時の不快感を紛らわす為に
する行為の1つなのです。
ですからこれを病を決めつけ、抗うつ剤を飲んでもあまりその効果はないのでは
ないかと思います。また必要のない薬を飲めば、より体も心も辛くなることも・・・。
(但し鬱病の方ならば抗うつ剤は効きます)
心配のあまりに入院のことを考える親御さんも多いのですが
生命が危ぶまれる状態じゃなく、お嬢さんもそれを希望していないならば
入院の必要はありません。なぜならば入院すれば治るという問題では
ないからです。でも入院にしろ、通院にしろ、それ以外の何にしろ
ご本人が「したい」と思うことは、温かく見守ってあげてほしいと思います。
>子供は長年繰り返しているので、あきらめている様です。
辛い時は誰だってそうなります。でも治らない!!と一生かけて
諦めている人なんていません。
>今は気分転換でジョギングしたり(元長距離の選手)空手も始めました。
すごいと思います!!
治したいという気持ちがあれば、自然とそっちの方へ体も心も
歩いていきます。お嬢さんはそのためにいろいろしているじゃないですか♪
彼女のこういう気持ちを、行動を大いに支えてあげてほしいと思います。
心配よりも、むしろお嬢さん(の回復)を信じる気持ちを強く持って
あげてください。
克服の道はスムーズではありません。でもそれは決して悪いことでも
遠回りでもないんです。いろいろあっていろいろ感じいろいろ学んで
成長していくのです。
全然良くなっていかないようで、実はみなさん、ちゃんと螺旋階段を上って
いっています。
ですからご家族の方にして頂きたいのは、それを「信じる」こと。
つまりゆっくり見守ってあげることなのです。
大丈夫。お嬢さん、今年より来年、来年より再来年はもっと
笑顔になっています(^-^)。私はいつもそれを信じています。
最近ふと思いました。
カウンセラーのできることって「この人は治る」という事実をいかに
信じていられるかなのかもしれないなって。
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