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私は、摂食障害になって20年の主婦ピアーチェと申します。
御家族の掲示板に突然参加して申し訳ございません。
あや先生の御意見を拝見して、深く賛同して、書かずにはおれませんでした。
私はメディアの力というものが、常々本当に恐ろしいと思っております。
もし、メディアにおいて、ファッション界において、いや社会において
スレンダーな人ではなく、かなり太めの人がもてはやされていたとしたならば、
私は間違いなく、太ることに全力を注いでいたことでしょう。
大都市には、流行の衣服をまとった太めな女性が溢れ、TVや雑誌では
「この春、絶対太る!」などという文句が踊っていたかもしれませんね。
社会のニーズに敏感に反応して、それに自分の固体を合わせようする、
行き過ぎた気持ちが、私の問題なのは分かっています。
これが、いわゆる「いい子」で育ってしまったゆがみの1つとも
言えるでしょうが・・・
せめて健康体型と言われる女性が、メディア市場に出回っているならば、
こんな病気がまるでウィルスのごとく波及してしまうことは無かったと思います。
今も貧困にあえぐ国では、ふくよかな女性が美人と言われるとか。
ものすごい勢いで世間に浸透した、豊かと言われる国の美容整形や子供の痩せ願望。
火に油を注ぐようなTV番組や雑誌。
「本当に恐ろしい」という思いで、見つめています。
自分も大きく揺れ動くのを、非情に情けないと感じながら。
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