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小丸さん、こんばんは。
摂食障害克服者のJAMと申します。
私も高校生だった頃、毎日母が幼稚園の子が持っているような小さな小さな
お弁当箱を持って行っていました。
でも、その時は「食べたくない、食べれない」時期で、朝早く出ては
駅のトイレに入り、お弁当の中身を減らしていました。
そして、憂鬱なお弁当の時間、時間をかけて、かけて、いかにも「しゃべり過ぎて
あんまり食べれなかった」素振りをし、お弁当を中途半端なまましまっていました。
そして、学校からの帰り道、近所のスーパーのトイレに入り、家に帰ったら母に
「全部食べたよ!!」と言っていました。
娘さんと同様、朝・晩の食事を家族とするのが嫌でした。
「友達と学校帰り夜ごはん食べてくるぅ〜」と言いつつ、
学校帰りに友達と9時頃まで遊んでも「お母さんが作ってくれてあるから」と、
友達の前ではオヤツを食べ、友達に「こんな細いけど、今オヤツ食べてるし、家に帰ってもご飯食べるんだよ〜」みたいに思われるかな?と考えたりしていました。
そして、家に帰ったら「皆でパスタ食べてきた!あ〜お腹イッパイ!!」なんて言ってみたり・・・。
両親を心配させないように、周りの皆を心配させないように
いつもいつも「どうしたらいいかな」と考えて行動や発言をしていました。
ウソも何度ついたことか・・・。
娘さんの気持ちがとっても理解できます。
娘さんも必死に生きているんだと思います。
お母様や皆に心配をかけたくなく、頑張っているんでしょうね。
難しいかもしれませんが、部屋に置いてあるゴミを見つけて捨てたり、ウソをつきとめたり、一緒にご飯を食べないことを「どうして?本当はパンも食べてないんでしょ?」などと言ったりすることはしないで見守っててあげてほしいと思いました。
私の家は最初そんな感じだったので、どんどん「もっと困らせてやろう」「もっと食べないどこう」と拒食に滑車がかかってしまいました。
でも、食べないと言っても「そっか、OK!!」みたいな感じになってから私も楽になってきました。
私がもしこの病気を経験していなくて、自分の子供が摂食障害になったらパニック状態になっていたと思います。「なんとかして食べさせなくては!」と必死になっていることでしょう。
でも、私の経験上、その一生懸命さは「必要ない」かなと思ってしまいます。
親が「頑張り過ぎ」てくれたので、自分までもが「頑張らないと」「早く治さないと」とプレッシャーを感じ、ドンドン自分を責め、「私は生きてても仕方ない存在なんだ」と本当に悩みました。
「なんとかなるさ!!」
そのくらいの大きな器で見守ってあげて欲しいと思います。
娘さんが「お母さんと一緒にお散歩がしたいな」と言ってきたら
ぜひ、一緒にお散歩してあげてください。
私もお母さんが大好きで大好きで仕方なかったです。
辛い時に何も言わずにギュッと抱きしめてくれた。暖かくて、安心して、
自然と涙が出てきました。
「お願いしたことは、なるべく聞いてほしい」
「お願いしてないことをされてもオセッカイ」
私はそんな時期がありました。とってもワガママですけど、当時の私には
この2つがとっても大事なことでもありました。
私の体験ですので、娘さんと違う部分も当然あると思いますが、
何か少しでも参考にして頂ければなと思います。
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