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あゆみさん、初めまして!摂食障害者の姉を持つルームルームと申します。
摂食障害者本人の辛さと、家族の辛さは比べられるようなものではないと
思います。どちらも本当に辛いと思います。
私にはあゆみさんの辛さ、すごくよく分かりますよ〜!
私もあゆみさんと同じように姉を恨んでいた時があります。
あの頃の私は高校受験を控えピリピリしていました。
大好きだった部活をやめ、しなければならないことが一気に増え、
思うように勉強ができず、焦りや不安が募るばかりでした。
段々家に帰るのが嫌になりました。私がこんなに辛いのは全部お姉ちゃんの
せいだ!と思いました。
家に帰るといつも暴れている姉を見て「辛いのはあんただけじゃないんだよ!」と
泣きながら怒鳴りました。そしたら母が「お姉ちゃんは病気なんだから。
我慢してあげて」と言ったのです。心の底から腹が立ちました。
「じゃ、私の辛さはどこにぶつけたらいいの?」って思いました。姉の首を
絞めてやろうかと思いましたよ!
今思うといつ切れてもおかしくない状態だったと思います。
母があや先生のカウンセリングを受けていたので私もついていきました。
姉のことがむかつくと言ったら、先生は母を席から外させ、私の話をじっくり
聞いてくれました。最初は姉の悪口ばかりでしたがだんだんそれ以外の不安や
焦っていることが口から出て来て止まらなくなりました。
驚きました。
私はこういう話を誰かに聞いてほしかったんだなーって。
私はこんなにいろんなことを怖がっていたんだ。こんなに苦しかったんだ。
こんなにストレスを貯めていたんだって思いました。
その後も姉の言動には振り回されましたが、自分の気持ちをそのまま
先生に受け止めてもらえたことが、何らかのきっかけになったようです。
モヤモヤの原因が姉だけじゃないと分かったからかもしれません。
なるべく外で勉強するようにしたからかもしれません。
嫌なことがあると先生に愚痴を聞いてもらえたからかもしれません。
とにかく気が付いたら去年のように姉とケンカすることもなくなっていました。
未だに共感や同情はできません。でも最近姉との何気ない会話も増えてきたなって
今思いました。
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