強行軍!
あんなに心待ちにしていた入院をあっさりと蹴った。
断食ができる保養所に行くことしか頭には無く
ルンルンだった♪
・・・待てよ?
今までの経験からして、3日間も断食したら帰りの電車から
過食する気がするなぁ。
ここからの私の行動は自分の言うのもなんだけど
あまりにもすごいっ(>0<)!過去の日記を見て
「そ、そうだったんだ!」と驚いてしまった。
「あなたもリゾートでバイトしてみませんか?」
暇な時にパラパラめくっていただけの求人誌。
その表紙に目が止まった。
よしっ!断食が終わったらその足でリゾート地にいっちまおう!
そのころにはちょっとは痩せているだろうからま、なんとか
働けるだろう(^-^)v
やりたいことが見つかると途端に過食が止まった。
この時を待ってました!とばかりに。
伊豆の帰り途中、新宿からバス1本で行ける山中湖の民宿に決めた。
急いで先方に電話をかけ、速達で履歴書を送ったら即、採用された。
(このころはバブリーの絶頂期でどこでも誰でも採用される
すごい時代だった)
でもこのバイトは短期なんだよねー。その後家に帰ってきても
休学している身だし、することがないときっと過食しちゃうよなー。
っうか絶対するよな(^-^;)。
もしかしたら既に山中湖のバイト先で過食しちゃっている
かもしれないし・・・・・・よし!次はまた断食だ!
(どうやってそこを見つけたのか覚えていないんだけど)
東京の郊外にあるお寺で坐禅をしながら1週間の断食を
行なう団体に申し込みをした。
まだまだ続く。
断食を終えた翌日から熱海のリゾートホテルで長期の
バイトも入れた。
どれもこれも断食に行く前の3日間で決めてしまった。
若さ故の行動だった気もするが、今思えば躁鬱病の躁状態に
値するような衝動的な行動だった気もする(^-^;)。
いっきに決めた断食の後のプランを、親は口をあんぐりと
開けたまま聞いていた。
彼らに反対されたのか、賛成されたのかは全然覚えていない。
とにかく家を出たい!と思った。
「家を出よう!プラン」の動機は1つだけ。
「とにかく痩せたい!!!」これだけだった。