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もうどーでもいい(1)

当時の私が一番辛かったのは学校へ行くことだった。学校は楽しかった。
でも太った体で通学するのは言葉では言い表せないほど辛かった。
だから休学を決めた時、本当にホッとした。と同時に私の人生は
これでおしまいだ・・・と思った。

睡眠薬を大量に飲み、胃洗浄され「脳に障害が残るかもしれない」という
医師の言葉を聞いて、心が死んだ。
全てのことがもうどうでもよくなった。何を見ても何も感じなくなった。
なのに食欲だけはすごかった。

私は約1ヶ月の間、自分の部屋に閉じこもった。ただ1日に2,3回は
食べ物を買いに行く為に外に出た。パジャマでも平気で行った。
お風呂も入らない。歯も磨かない。
いつ起きていつ寝てもいい。今が何日なのか、何時なのかも分からない。
いつ何を食べてもいい。吐いてもどうせ太るんだ。
無理して吐くのは止めた。
もうこれ以上は入らないってところまで食べ物を口に詰め込む。
苦しくて苦しくて寝ころぶしかなかった。でもしばらくするとすぐまた食べられた。

体重計は毎日乗った。どんどん太っていったがそれを見ても何にも感じなかった。
このままどんどん太っていけばいい。いっそ食べ過ぎて胃が破裂して
死ねじゃえばいい!。そう思った。
実際本当に胃が破裂するんじゃないかと思うほど食べた。

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