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10月のひとこと

●好かれるための7箇条?

1. 相手の無言を「許容」だと思うな
2. 突然切れるは信頼関係の終わり
3. 「悪意はない」を免罪符にするな
4. 女性や友人の愚痴は貴重な情報収集の場だと思え
5. 産前産後の女性は野生動物。手厚く保護しろ
6. 終わった事、済んだ事と思っているのは自分だけ
7. 釣った魚にも餌(思いやり)は必要、やらないと愛も友情も餓死する

 これは「女性に嫌われないための7箇条」なのですが、男女年齢問わず誰もが心掛けておいた方が良いことなのでは?と思いました。相手が「我慢や諦めのキャパ」を超えてしまった時はもうタイムオーバー(-_-)そうなってしまう前に&そうならないために、上記のことに気を付けて毎日を過ごしたいと思いました。

2は、本当にもったいないです。一度失われた信頼関係はそう簡単には戻りません。これは双方にとって大きなダメージになります。そうならないためにも、感じたこと(特に不平、不満、不安、疑問)はその場ですぐに相手に伝える意識(勇気)が大切です。このとき、相手への思いやりの気持ちを忘れないようにしていれば大丈夫です☆大抵の誤解や疑問はその場で解けるので、マイナスの感情が心にたまっていくこともありません。
3は、「悪意がないことほど質の悪いことはない」ですよね^^;
4を、スルーしない人は仕事も家庭もバッチリ!?
5、その通りです。生理前の女性もこれに当てはまるかも。できればいつでも手厚く労ってください(笑)
6は、「男ってそうなのね!」と分かっていると少し気が楽になるかな^^ 逆に言えば、女性は「ず~っと覚えている。根に持っている」ってことでもあります・・・ということを男性諸君も分かっておかれると良いのでは?(笑)
7は、すごく大切なことだと思います☆親しき仲にも礼儀あり。気は心。相手を想う気持ちを忘れたら、相手に想われなくなるのは時間の問題ですよね。

●アサーショントレーニング

 アサーションは、「自分の考えや気持ちをその場に応じて適切に表現すること」です。アサーショントレーニングは、「自分も相手も大切にした自己表現の仕方の訓練」のことで、特に言語での表現のスキルを養います。これは自分の言いたいことが言えない人や、言い過ぎてしまう人などに有効とされているトレーニングです。
 さて、次の3つの言動タイプ。皆さんはどれが一番当てはまりますか?

1.ノンアサーティブな言動タイプ・・・自分のことはいつでも後回し。他人を優先する対人関係。
このタイプの人は、他人との争いや葛藤を避けたいという思いが強い。自分の欲求や考えを述べることを我慢したり、諦めたり、相手に合わせる言動をとってしまう。違う意見を言ったら嫌われるかもしれない!人に嫌われるべきではない!というスクリプトがあることもある。

2.アグレッシブな言動タイプ・・・自分のことしか考えない。他人には無神経な対人関係。
このタイプの人は、自分は絶対に正しい!自分の権利はしっかり確保しなくては損!という思いが強い。相手の意見や感情を無視、或いは軽視し、自分の欲求や考えを強く主張する言動をとる。自分にとって不利になる相手には攻撃的な言動をとり、敵意を見せることもある。相手に対する自分の不安を隠すためにあえて虚勢を張ったりもする。人に弱い面を見せるべきではないというスクリプトがあることもある。

3.アサーティブな言動タイプ・・・自分のことをまずは考え、他者のこともしっかり考慮する対人関係。
このタイプの人は、自分の権利も守るし、相手の権利も侵さない相互尊重のコミュニケーションスキルを持っている。人にはそれぞれの権利があるのだから、そこに葛藤が生じるのは当然だと考え、葛藤解決のために互いにメリットのある手段や対策を探ろうとする言動をとる。

1は、自分が引いて相手を勝たせる「Lose-Win」の関係。
2は、相手を負かして自分だけ勝つ「Win-Lose」の関係。
3は、自分も勝ち、相手も勝つ「Win-Win」の関係。
1と2は、自分も相手も道連れで損をする「Lose-Lose」の関係になることも・・・。

 あや相談室のカウンセリングでは、アサーショントレーニングを自然な形で取り込んでいるため、カウンセリングを受けながら無理なくアサーティブな言動を身に付けていけます♪
「私は1or2のタイプだな~」と思われた方はカウンセリングでそのことについてもお話いただければと思います。

2012年10月1日 
摂食障害専門カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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